2009/02/01
CFDで始める商品取引 (1)
人の行く裏に道あり花の山
商品取引のイメージとは?
「商品取引」 と聞いて、目を輝かせる日本人はあまりいないでしょう。
青木雄二作の名作漫画 『ナニワ金融道』 でも、「小学校の教頭先生が、商品先物業者の口車に乗って全財産を失う」 という 「いかにも」 なエピソードが描かれています。
まさに、日本人の思い描く典型的な商品先物のイメージですね。
アメリカでも事情は同じようです。
『大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代』 という本の中でも、「株式と債権、商品が同じ家族だとしたら、商品は兄弟の落ちこぼれ、厄介者だろう - たぶん大豆で身包み剥がされた義理の兄あたりだ。」 なんてことが書かれています。
「ジム・ロジャーズって誰?」 という人のために補足しておくと、ジョージ・ソロスと共同でクォンタム・ファンドを設立し、10年間で4000倍という驚異的なリターンを上げた投資家です。
『大投資家・・・』 という邦題は少し気恥ずかしくなりますが、原題は 『Hot Commodities -How Anyone Can Invest Profitably in the World’s Best Market-』。
※ 商品は、英語で Commodities(コモディティ)です。
要は、投資の世界で輝かしい実績を上げたジム・ロジャーズの目から見て、「商品市場は、最も儲かる市場だよ。」 というわけです。まさに、人の行く裏に道あり花の山!?
投資の世界では、常に用心深さが必要ですが、無意味な先入観は利益のチャンスを失わせることがあります。まずは、先入観を取り除きましょう。
商品取引は、どうしてうさんくさいのか?
「うさんくささ」の原因は、やはり前述の 「商品先物」 = 「身包み剥がされる」 というイメージでしょう。
原因の一つは、悪質な業者による勧誘です。しかし、ネットでCFD取引をやることが前提であれば、気にしなくていい問題でしょう。そして、もう一つの原因は、レバレッジです。
FXをやったことがある人なら、レバレッジが諸刃の剣(利益も損失も、大きくなる)ということは分かると思いますが、商品は為替や個別株と比べて、値動きが激しいということを覚えておきましょう。
FXと同じような感覚で捉えていると、瞬く間にロスカットにあう可能性があります。しかし、逆にとらえれば、大きな利益を得る可能性もあるということです。
今回のまとめです。
- 商品は為替や個別株と比べて、値動き(ボラティリティ)が激しい。
- ボラティリティによって、「レバレッジを抑える」、「損切り」というリスク管理をしっかり行う必要がある。
- ボラティリティが大きいがゆえに、大きな利益を得られる可能性がある。
当然、他の投資と同様に、投資対象の研究は欠かせません。
次回以降、商品CFDを取り扱っているCMC Markets Japanやオリックス証券のようなCFDプロバイダー、及び個別の商品についてお伝えしていきます。






