2010/02/08
トヨタリコール問題について
トヨタ自動車のリコール問題は、ついに豊田章男社長が記者会見を開いて謝罪する事態にまで発展し、この問題の深刻さを全世界にさらに印象付けることとなりました。
専門家からは、ブランドイメージが急激に低下してしまうという意見や、せっかく持ち直しつつあった業績への評価も振り出しに戻ってしまうという意見などが出ています。
また、格付け会社大手のS&Pが、現在の「AA」から引き下げる方向で見直すと発表するなど、まさに四面楚歌といった状態で株価の方も急激な右肩下がりのトレンドを描いています。
こういった予期できないアクシデントはあらゆる投資先に起こりうることですので、ここ2~3ヶ月くらいでトヨタ株に投資をした方はまさにアンラッキーだったというしかありません。
しかし、ピンチはチャンスという言葉があるように、マイナス材料で株価が下落した際には、パニック売りなどに走る前にその内容を冷静に分析することから始めることが重要でしょう、
たとえば、今回のリコール問題について整理すべきポイントをあげてみましょう。
①そもそもどういった問題なのか?
②どの程度の損害が生じるのか?
③解決するまでの期間は?
いかがでしょうか?
もちろん未来のことをすべて予測するのは不可能ですが、これらのポイントについてある程度の精度で分析することは可能でしょう。
そして分析の結果、「確かにダメージはあるが、2010年中に立ち直れないほどのダメージではない。」という結論が出れば、株価が戻す前に買いを入れるという選択肢もあるかもしれません。
当然、当分復活できないという結論であれば、「(保有株の)損切り」や「空売り」といったアクションとなるでしょう。
いずれにしても、まずは「情報収集」と「分析」から始めてみることが肝心です。






